百 経  ( けいけん )

番 号 001 基本テーマ  私の経験 1
- - タイトル  シリコンバレー:雨が降らない、人工都市。

概 要   緑を維持し、住みやすい街を人工的に作っている。
本 文  シリコンバレーは、雨が降らない人工都市である。
 雨が降らないから行動力になれるのか。仕事終わってからのテニスなど、友達との約束で雨が降ったらという条件を入れる必要はない。天気予報も、雨が心配でみることはない。

 どのくらい降らないかというと、4月上旬から8月上旬までの4ヶ月間、雨が降らなかった。
 8月上旬に雨が降ったのだが「この時期に雨が降ることは異常気象だ」と、長く住んでいた人が語る。その雨も霧雨で芝の芽に水滴が付いた程度。
 日本から、傘を持っていったが14ヶ月間、使うことはなかった。

 雨が多い日本に育った私にとっては、シリコンバレーの天候が印象的であった。
 街路樹、歌壇、芝生などの草木は散水機があるから生きていることに気付く。水を毎日撒いけるだけの社会資本が整備されている。緑を維持し、住みやすい街を人工的に作っていることに気づく。