百 景
( けしき )
番 号
004
基本テーマ
日本の景色
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HZ
タイトル
平泉を訪ねて
東北、平泉、金色堂。
中尊寺が開山して1150年の平成12年4月末にこの地を訪れた。
東北では春、真っ最中で桜の花が満開であった。
『五月雨の降残してや光堂』(芭蕉)
東北の春がそこにあった。
中尊寺の池。
竹林の新緑を観ていると、
静けさと爽やかさが風とともにやってくる。
毛越寺(もうつうじ)の大泉が池。
しだれ桜が池に影を落とす。
平安時代の華やかな景観が
回り灯篭のように脳裏を駆けめぐる。
大泉が池。
1688年に芭蕉がこの地を訪れ、
『夏草や兵どもが夢の跡』の句を詠んだ。