百 景 ( けしき )

番 号 004 基本テーマ  日本の景色
-- KK タイトル  夏の鎌倉

今年(2003年)の夏は8月末になっても涼しい夏だったが、
8月末になってようやく夏が戻ってきた。
蝉が夜遅くなっても夏を惜しむかのように鳴いている。(2003.8.24)(v2.8.26.2003)

鎌倉には、MOTの有志の合宿にでかけた。
何度も出かけたところだが、前回出かけたのは10年以上前のことだろうか。


                                      (材木座の朝)

 



鎌倉の駅に降り立ったのは、朝9時30分。
そこから江ノ電に乗って今日目的の大仏様に出かける
江ノ電は今は首都圏では少なくなった単線運転。
大きな駅で電車がすれ違う。




狭い路地を電車が抜けていく。




大仏さまを見学にいくため、江ノ電の長谷の駅に降りる。
ここから大仏さままでは10分から15分歩く。



青空の下で、大仏さまはデーンと座っていた。
いろいろなこと欲張って祈ってしまった。




この気品のある顔は、悟りの顔か。
こんな顔に早くなりたい。凡人には無理なことか。
でも少しででも近づきたいと思う。修行、修行の毎日。

合宿するところには12時について、コンビニ弁当を食べる。




翌朝、日の出前の材木座海岸。
亡き父がここで沖に流されたことを良く話していた。
初めての材木座、何かの縁だろう。
父が海岸に帰り着かなければ今ここに自分はいないのだから。
静かに一日の幕があけていく。
この時間からサーファー達がでていた。




太陽が出てきた早朝の材木座の海岸。
二人のゆったりとした時間が過ぎていく




海鳥が朝早くから浜辺で朝食。
日の出の太陽が、浜辺を黄金色に染めてくれた。
秀吉の黄金の茶室は有名だが自然の輝きにはかなわない。
太陽から私への早起きに対する贈り物だ。




八幡宮に向かう参道。
緑のアーケードが強烈な日差しから守ってくれる。




鶴ヶ岡八幡宮は改修中。
しっかりとMOT学を学ぶ皆さんの今後を祈ってまいりました。

このあと小料理屋でビールを飲んで、
乗ったことの無いグリー車でビールを飲んで、
鎌倉の旅の打ち上げにいたしました。
お付き合いいただいた先輩、ありがとう。

私の今年の夏休みはこれで終わりです。