百 稽 ( けいこ )
番 号 | 010 | 基本テーマ | 技術者の心得 10 |
- | - | タイトル | 失敗は成功のはじまり。 |
概 要 | [PDCA] 開発の仕事で、失敗のない仕事はない。 |
本 文 | . 「開発の仕事に失敗はつきものである。どんなに慎重に進めても失敗はつきものである。失敗を恐れてはならない。失敗を克服できてこそ開発である。 開発は予測できないことへの挑戦である。 失敗、問題、課題に気づいて、それに挑戦して、発明、発見ができる。 大切なことは、早く失敗に気付くことである。 失敗(問題)に気付いたら、早急に対策を進めたい。 失敗は新たなる開発のスタートである。 次の手順をふんで対策を立てたい。原因が分からずに、安易に処置に走ってはならない。 Step1: 問題が起きている現象を充分にかつ正確につかむ。 Step2: 問題は何が原因で起きているかをつかむ。 Step3: 問題を対策する上で、本来のありかたを原理・原則に従って把握する。 Step4: 問題を対策するための方法(処置)を明らかにする。 問題を解決したとき、その解決法が「特許」として認められるようなアイデアであることがある。どんなに忙しくても、まずは弁理士にお手伝い願って申請を急ぐのが良い。新規性の評価は、審査官の審査評価を待つのも効率的である。割り切って考えないと、特許の申請は、仕事が忙しいので出来ない。 「失敗は成功のはじまり」である。なるほどなるほど。 |