百 稽  ( けいこ )

 

番 号 17 基本テーマ  技術者の心得 17
- - タイトル  開発におけるPDCA。


概 要  [PDCA] PDCAを回して仕事しよう。
本 文  
 開発をする時、問題を解決する時、調査活動を行う時には、PDCAを回して仕事をしたい。「ああしたい」、「こうしたい」を思いついた時には行動する前にプラン(計画)を立てたい。実行したら、検討をしたい。次に検討し問題を認識したら、対策を立てたい。
 開発の仕事は、
 @P:Plan(計画)、AD:Do(実行)、BC:Check、CA:Action(処置)
 をぐるぐる回して進めたい。

 P:Plan(計画)
 (1)目標、目的を明確にする。
 (2)目標を達成する方法や手順を決める。
 (3)具体的な計画(マイルストーン)を立てる。
 (4)目標を明確にする。目標を具体的にする。
 (5)目標は重要なものから。

D:Do(実行:実施・運用・作業・行動)
 (1)教育・訓練。
 (2)仕事を進める。
 (3)ドキュメントにする。
 (4)データをとる。

 C:Check(評価:検討・確認・問題の抽出)
 (1)仕事の結果を検討する。
 (2)仕事の手順に誤りがないか。
 (3)期待したデータがとれているか。

 A:Action(処置:対策・課題の抽出)
 (1)結果に問題があった場合、やり直しを検討する。
 (2)手順に問題があった場合、手順を見直す。
 (3)規準(マニュアル)に問題がある場合、規準(マニュアル)を変更する。
 (4)期待するデータが得られない場合、その原因を見つける。
 (5)設計に誤りがあった場合、設計内容を変更する。